プログラムの誤り箇所訂正のための自然言語処理技術の応用について

 プログラムというのは機械的に読めて、機械語に翻訳できたりそのまま実行できたりする。だけど、正しくないプログラムというのは正しくないので、それを正しいプログラムを扱うための処理系に処理させても、うまく処理できない。
 正しくないプログラムを正しいプログラムへと書き換える際には、こういう風に変えると文法上はとりあえず正しくなる、というような変更法が複数存在する事が有り得る。というか、多くの場合は複数、それも大量に存在するだろう。(変更される箇所と言うのが、間違っているところなわけだ。)
 そのような曖昧性があって、その中でここが間違ってんじゃない?みたいな推測をするような処理というのは、自然言語処理がもっとも得意とするところだ。それを利用すると、今よりももっと親切なエラーメッセージを出せたり、セキュリティ的にヤバい箇所の指摘をできたりしないだろうか?
 しないだろうかっていうか、絶対できるよね。誰か既にやってないかしらん。