エラー処理とGUIプログラミング

 GUIプログラミングをしていると、ちまちまと少量のメモリ確保を行うような場面が多く、正直、全部の関数呼び出しの戻り値をチェックするなんてやってられない、といった状況になる。だけど、むしろ本当はこういったクライアント側で動作するプログラムの方が、メモリ確保の失敗に対してロバストであるべきだろう。(サーバ側だと大抵の場合、メモリ使用量はある程度事前に読めるというか、他の部分が先にボトルネックになるだろう。)
 どうにかできんもんかなーと思ってたんだけど、XMLでUIを定義してそれを元にウィンドウを構築するようなやり方であれば、この問題をほぼ回避できることに最近になって気づいた。もちろん、XMLからウィンドウを構築する部分のコードはしっかりとエラー処理を書かないといけないけれど。XULだのXAMLだのGLADEにはそういうメリットもあるわけですね。
 3,4年前には気づいていてしかるべき事柄であるような気もするけど、どんなに気づくのが遅くても、気づかないよりはましということで自分を納得させたい。