裏話?

 某大学の一回の情報の講義で、例題用の言語としてRubyが使われることになる見込みが高いようだ。今年まではJavaだったはず。たしかに、初学者が学ぶには、最初に知らないといけないお約束が少ないRubyの方が良いように思える。基本的な部分にはどちらも本質的な差はあまり無いと思う(クロージャは本質的な違いのような気もするけど、半期の講義ではたぶんそこまで勉強しない)のだけれど、学習の際には本質的では無いことが重要な事も多い。
 しかし個人的には、「どうやってプログラムが実行されているのか」という事を学ぶには、Cぐらいに低機能というか、機械語がちょっと透けて見えてるような言語が実は適切なのでは無いか、という気がしている。実用的なプログラムが書けるようになるためにはそりゃーRubyの方がずっと簡単だけれども。