TAILは本当に効果的に圧縮してくれるのか?

 DoubleArrayを辞書構造として使う場合、実際に登録されるデータは多くの場合に分岐が少ない。分岐が少ないデータというのは空き領域が見つけやすいので、これがDoubleArrayの高使用率に貢献しているのは明らかである。TAILを用いるという事は、この分岐の少ない(というか、分岐のない)データを別の配列に入れる事で使わないBASE, CHECKの容量を節約するということになるのだが、こうして節約を行った場合、DoubleArray本体の方に未使用領域が増えてしまい、結果としてあまり圧縮が行われないのではないか、という疑問がある。未使用ノードを一つ増やすということは12Byteを無駄にするということなので、これは意外と馬鹿にならないかもしれない。
 まぁ、実装して実際に計測してみればいい話ではあるのだが…。