Adaptive Grid-Based Document Layout

 ディスプレイ上で表示するドキュメントでも、新聞や雑誌のように動的な格子レイアウトをやろう、という論文。まだあまりちゃんと読めてない。Microsoft Researchの人がFirst Author。
 論文の詳しい内容に関しては論文読み Adaptive Grid-Based Document Layout - 言語ゲームさんが詳しい。
 こういうのは技術は実際にはどれぐらい使えるのか、という事をしばらく考えていた。どちらかというと、技術上の問題よりも政治的な問題で。つまり、会社でこういうレイアウトアルゴリズムのソフトウェアを使ってドキュメントを作ったとする。上司に提出する。上司が手作業で(上司の好み通りになるように)やれと文句をつけてきて、結局は手作業でやり直す事になる、という問題。
 めくり数を最小化、とかやりだすと人間でも最適解を求められない難しい問題を解いている(よね?)わけで、人間よりも上手くこなすということが常識として浸透すれば大丈夫かなという気もするけど、どうなんだろう。よくわからない。