パターン認識と機械学習
というわけでさっそく紹介。「パターン認識と機械学習」上巻。6825円という値段は純粋に本一冊として考えると割と高いというか、懐に痛い値段だけど、訳もしっかりしてるし、とても良い本だと思う。訳の他にどこら辺が良いかというと、機械学習の手法が概観できるところと、基礎的な部分からしっかりと説明してくれてるところ。例えば、最尤推定とMAP推定とベイズ推定がどう違うのか、といった点が勉強できるような機械学習に関する本はこれまではなかった。(いや、単に知らないだけで、あるのかもしれないけど。でもたぶん無いんじゃないかしら…。)
機械学習とか勉強してみたい、という人は、この本を買って損は無いと断言できる。ネットとかでだらだら勉強もできなくはないけど、無駄にする時間でバイトでもすることを考えたら、充分以上に元は取れる。
大学1年で習う程度の数学の知識があれば読めるんだけど、自分が大学1年で習った数学が分かるようになったのは3年ぐらいなので、学部3年以降ぐらいの人にお勧めします。
- 作者: C. M.ビショップ,元田浩,栗田多喜夫,樋口知之,松本裕治,村田昇
- 出版社/メーカー: シュプリンガー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2007/12/10
- メディア: 単行本
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