進捗

 対照実験のやりなおしに、予想以上に時間を取られた。全体の7割ぐらいまで進んだところでプログラムが暴走した模様。もう一度最初から走らせて同じところで暴走されると泣ける(暴走した時点までの実行に丸一日以上の時間がかかっている)ので、途中から実験を再開するためのコードを書く。すごい汚い。モジュール化ってなんですか、という世界。ついでに高速化も行う。1.4倍ぐらい速くなった。そして就寝。
 起きたら対照実験の残り3割が終わってたので、それまでの7割とあわせて性能を出してみると、予想外に性能が良くない。あり得る範囲の結果ではあるが、高速化の影響じゃないかとか気になるので、残り3割部分と、同じ部分のUnigramの結果を比較してみる。Unigramもその部分はだいぶ結果が悪い。高速化の影響とかではなく、単にもともと難しい評価データが後半に集まっていたらしい。
 ともかく、対照実験のデータは取れたので、既存の手法と提案手法との組み合わせを実装して、評価コードを走らせる。速度を出すために、既存の手法のコードの中に提案手法のコードを埋め込んで実装した。目も当てられない悲惨さである。もともとの設計が、複数のアルゴリズムを組み合わせられるような形になってないので、どうしようもないのだが。かなり注意深く書かないと、どこに迷い込んでしまうかわからない。
 とりあえず1時間ほど走らせて進捗を見てみたが、この分だと、明日の打ち合わせには微妙に間に合わないっぽい。できれば間に合ってほしいので、効くとは思えないが、とりあえずreniceで優先度を上げてみた。鰯の頭も信心から、的な。本当は今日はもっと早く起きて実装を始めるつもりだったのだけれど、3時間睡眠ではプログラム書くのは無理だった。きちんとしたプログラムならともかく、このプログラムはスパゲッティ過ぎる。