静的構造と動的構造

 圧縮全文索引が実用的な技術になろうとしている現在においてDouble Arrayとか研究する意味がどこにあるのか正直よくわからなかったのだが、圧縮全文索引はランダムアクセスは出来ても動的な変更は出来ないので、静的なデータ構造としてしか使えない。(たぶん。)
 動的に使えるTrieとしては、Double Arrayはメモリ消費量が少ない方なので、そこら辺に研究の意義があるんだろうと思った。そう考えてみると、追加や削除の高速化が急にものすごく輝ける研究に見えてくる。
 (追記):Succinct Dynamic Data Structuresという論文もあるので、そうとばかりは言い切れないかも。よくわからないけど。