turn around timeの削減

 CLWFKの開発者に対するボトルネックは2つあって、ひとつはフォント生成の遅さ、もうひとつはコードのコンパイル時間の遅さである。フォント生成が遅いのはグリフ数が多いので仕方ないとして、コードのコンパイルの方をなんとかしてみたい。
 compile.lがmakeするたびに毎回全ファイルをコンパイルしてくれるのが原因で、コンパイルには15秒程度はかかる。変更されてないファイルをコンパイルし直すのはたぶん無駄だ。
 というわけで、Makefileとcompile.lを書き換えて、.lから.x86fを自動生成するようにしてみた。これでmakeを行う際には変更したファイルのみがコンパイルされるようになったのだが、依存関係的に本当に安全なのかどうかはかなり不安だ。だけど依存関係とか自分で面倒見るのは大変なのでやりたくない。AutomakeでCommon Lispはサポートされてないかと思って調べてみたのだけど、どうもサポートされてないっぽい。asdfというのを使えばいいのかな?しかし新しいツールに手を出すのはなんか気が乗らない。
 まぁ、そもそも依存関係の問題があるのかどうかすらわからないし、とりあえずはこれでよしとしておく。この変更でmakeにかかる時間が1秒程度に削減された。15秒も待っていると集中が途切れてしまうが、これなら大丈夫だ。たぶん。