リージョン推論とGC

 リージョン推論を導入することでGCの負荷を下げる事はできないだろうかと考えてみたのだが、保守的GCは生きているオブジェクト数に比例してマークコストがかかるわけで、リージョン推論を入れても実際に生きてるオブジェクトの数が変わるわけではないはずなので、性能は向上しないような気がする。性能が上がるとしたら、使用したメモリをすぐ開放することでGC起動回数を減らすことができるような場合になる、だろうか。あまり自信はない。
 リージョン推論の論文を眺めてみたのだが、出てくる式がまったく理解できなかった。基礎がないというのは、悲しいことです。