多段sshfsを簡単に実現する方法

 ほぼ書き上がってたのが、 プレビュー見る→なんかおかしい→間違えてブラウザで戻る で消えてしまった。ああ、このやるせない気持ちをどうすれば…。やっぱり、ブラウザ上で何かを書くという行為が間違っていた。もう簡単に下書きが保存できないサービスには絶対ブラウザ上で書かない。(要するにgmail以外ではということだ。)
 閑話休題。踏み台マシンを経由しないと望みのサーバにログインできない、というような状況はよくある。例えば、会社で編集中のファイルをサーバにアップロードし忘れたまま家に帰ってきてしまった場合とか。そういうときにこれまではポートフォワードを使って対応してたんだけど、そろそろめんどくさくなってきたし、sshfsを使いたくなってきたので、ProxyCommandを使う方法を調べてみることにした。
 これまで、ProxyCommandを使った多段sshにはconnect.cが必須であるとなぜか思い込んでいたんだけど、nc(netcat)というプログラムも使えて、しかも最近のディストリビューションだとデフォルトで入っているころが多い、と言うことがわかった。実際、踏み台マシンにも入っていた。というわけで、覚悟していたよりもずいぶんと作業は簡単で、~/.ssh/configに

Host target-host
     ProxyCommand ssh -l username-on-ladder ladder-host nc %h %p

 と書くだけで、ssh target-hostで普通に踏み台経由ログインできるようになった。(追記:最初は-Aオプションをつけてたけど、なくても問題なかったので消しました。)sshfsについてもまったく問題なく、

sudo apt-get install sshfs
sshfs target-host:/home/tkng/dir ~/dir

 とすると普通にリモートマシンがマウントできた。これでかなり便利になった。
 というか、sshfsはすごく便利だ。意味もなくリモートマシンにあるmp3を聞いてみたりして。普通に再生できた。正直、今まで自分は何をしていたのか、過去に戻れるものなら戻って昔の自分に教えてやりたい気持ちだ。後は、これでパフォーマンスの問題とかはHPN-SSHとかを入れると幸せになれるのかな。こちらはちょっと怖いのでまだ試してない。
 しかし、踏み台マシンとして使っているのは同僚のクライアントマシンなので、電源を落とされてしまうとアクセスはできなくなる。やはり、仕事で必要なファイルは家に持ち帰らないで済ませるようにした方がいいね。 
 参考URL:http://d.hatena.ne.jp/dayflower/20080204/1202457379